日本胸部外科女性医師の会

WTS in Japan Women in Thoracic Surgery in Japan

胸部外科領域における女性医師の発展を助長し
幅広く医療・医学に貢献。

日本胸部外科女性医師の会 WTS in Japan

日本胸部外科女性医師の会WTS in Japan-Women in Thoracic Surgery in Japan-

医療領域における女性医師人口は年々増加の一途にあり、胸部外科領域においても例外ではありません。過去数十年間にわたり、主として男性の労力に依存してきた胸部外科領域においても、性別を問わず人材を確保し体制を整えることは、良質な医療を提供し続ける上で今後の重要な課題であるとの認識・要求が高まりつつあります。そしてこの課題は胸部外科領域に限られた問題ではありません。

本会は、胸部外科学会会員(特に女性医師)相互の連携および他の学会との連携を計り、胸部外科領域における女性医師の臨床面および研究面でのcareer確立・発展を助長し、幅広く胸部外領域における医療・医学に貢献することを目的とし、2006年に設立・活動を開始いたしました。

更新情報News

2024/10/19 次回会合のお知らせ

「右記の通り、第77回 日本胸部外科学会定期学術集会(竹村 博文会長)会期中に会合を開催します。昼食をご用意していますので奮ってご参加ください。

今回は、テーマを「進めば道は拓ける~視野を広げてしなやかに~」とし、2名の講師をお迎えします。高橋 律子先生はNPOひいなアクションの代表を務めておられます。この度は、「アートの領域から考えるケアの視点」というタイトルで、「ケア」の視点をアートの現場にいる人たちがどのようにとらえているのか、ひいなアクションの活動、昨年金沢大学ダイバーシティ推進機構主催で実施した「フェムテック」のプロジェクトなどについてご講演いただきます。

藤川 葵先生は、厚労省医政局に勤務された後、現在は聖路加国際病院 一般内科に所属しておられます。医政局ご勤務時に働き方改革の推進に深く携わっておられ、この度は「しなやかに、粘り強く:臨床現場の翻訳家として厚生労働省で働いた3年を振り返る」というタイトルでその折のお話や、今後の方向性についてご講演いただきます。

若手医師や女性医師のみならず、ダイバーシティや働き方改革を試行錯誤する先生方にもご参考にしていただけると考えています。医学生・研修医を含めて性別や世代を問わず広くお声がけをお願いいたします。

2024/10/19 更新のご案内

Reports内に2023年の活動報告書を追加しました。

2023/10/02 次回会合のお知らせ

「日本胸部外科女性医師の会(Women in Thoracic Surgery in Japan)」は18年目を迎えることができました。これも皆様方のご支援とご協力あってのことと心より感謝申し上げます。
右記の通り会合を開催します。

今回は、テーマを「ライフサイエンス業界におけるDiversity and Inclusion-リーダーシップとキャリア形成」とし、2名の講師をお迎えして、第76回 日本胸部外科学会定期学術集会(齋木 佳克会長)会期中に下記の通り開催することとなりました。Elaine Tseng先生は米国で心臓外科医としてご活躍で、ワークライフバランスとキャリア形成、リーダーシップ、臨床医として研究を進めることなどをお話しいただきます。梶川 麻里子先生は、臨床医として勤務された後、2005年にバイエル薬品株式会社に入社されました。臨床開発担当者として、イグザレルト®の開発をはじめ多くの製品開発に携わられ、2018年から研究開発本部長および執行役員にご就任され、日本の臨床現場にいち早く新薬を届けられるよう組織を率いておられます。キャリア形成のみならず、国際的視野に立ったDiversity and Inclusion推進がもたらす価値と現状の課題についてお話しいただきます。
若手医師や女性医師のみならず、ダイバーシティ推進支援をご担当の先生方にもご参考にしていただけると考えています。医学生・研修医を含めて性別や世代を問わず広くお声がけをお願いいたします。

2023/3/02 更新のご案内

Reports内に2022年の活動報告書を追加しました。

2022/10/04 次回会合のお知らせ

右記の通り会合を開催します。今回は現地開催のみです。
昼食をご用意していますので奮ってご参加ください。

今回は、テーマを「医療界における潜在的"Machismo"からの脱却-世界の変革過程から学ぶ」とし、2名の講師をお迎えします。
“Machismo(マチズモ)” とは「《男らしい男を意味するスペイン語のmachoに由来し》、男っぽさ、誇示された力、男性優位主義」のことです。若手の外科離れの背景に、医療界、特に外科における性別を超えたMachismoが潜在し、これは我々が乗り越えるべき課題の一つのように感じます。働き方改革、若手医師や女性医師支援などをご担当の先生方にもご参考いただきたく、医学生・研修医を含めて性別や世代を問わず広くお声がけいただき、胸部外科領域の更なる飛躍の糧としていただければ幸いに存じます。

日本胸部外科女性医師の会 会員用掲示板